キャパシティには限界がある
9月 10th, 2016
ハードワークは、人間の体力を限界まで削いでしまうものです。人間が仕事をこなすキャパシティには、必ず限度があります。キャパシティ以上の仕事を任された場合はミスが頻発することもあり、仕事一つ一つの質が疎かになってしまうのです。
ハードワークのせいで慢性的に睡眠時間が削られているのであれば、そこから鬱病を発症するケースもあります。鬱病は、精神的にショックな出来事によって発病するだけでなく、睡眠不足から発症することもあるのです。原因不明の頭痛や吐き気に悩まされている人や、日常的にこなしていた業務に支障きたしている人は鬱病の初期症状の可能性があるので、仕事を減らすようにしましょう。
限界に近いハードワークを減らすためには、まず仕事を分担することが大切です。自ら多様な仕事を買って出ているために激務になっているのであれば、多少クオリティが下がっても周囲の人達に仕事を受け渡すことも必要となります。最初は満足の行く成果が得られないかもしれませんが、仕事は数をこなすことで精度が上がるものです。
会社から限界に近しい激務を押し付けられている場合は、外部機関に相談することも視野に入れましょう。人間が勤務できる時間は法律によって定められているので、それを超えた労働を求められているのであれば、法的に訴えられます。仕事を減らしてもらうためにも、そうした機関を活用することです。
一方、職場から任されている仕事の量は普通なのに激務になっているのであれば、仕事の効率が悪い可能性もあります。終えるべき仕事の優先順位をつけて、効率的に動くようしましょう。【関連⇒ハードワークの限界】